声優の主な活躍の場

声優の主な活躍の場
声優といえば、声のプロとしてあらゆる現場で活躍している職業であることは、みなさんご存知のことと思います。
しかし多くの人が知っているのは、アニメのキャラクターの声の仕事くらいではないでしょうか。
しかし実はアニメ作品以外にも、あらゆる現場で声優が活躍しています。
ここではそんな、声優の主な活躍の場についてお教えいたします。

アニメ

アニメのキャラクターは、そのままではただの絵にすぎません。声優がそこに声をあてることで、キャラクターに動きが生まれ、オリジナリティーのあるものになるのです。
この、映像の動きに合わせてキャラクターの声を当てていく作業を「アフレコ」や「アテレコ」といいます。
同一のキャラクターにおいても、担当する声優の声質によってそこから受ける印象は大きく変わってきます。
キャラクターの魅力が生かされるかどうかは、声優次第です。
そして声優には、原作者の持つイメージや意図をしっかり受け止めることも求められます。

洋画

外国のドラマや映画を日本人用の吹き替え版にするため、アフレコを行います。
以前はハリウッド映画が主でしたが、近年では韓流ブームなどもあり、韓国ドラマでの需要もとても多くなっています。
人気の作品においては、あえて日本語の吹き替え版を見たいという人も増えています。

ナレーション

テレビのドキュメンタリー番組やバラエティー番組では、ナレーションの需要があります。そのナレーションの仕事に、声優が求められます。
番組の内容や趣旨に応じて、明るい声、悲哀を込めた声、淡々とした口調など、あらゆる工夫が求められます。
キャラクターや登場人物のいるアニメや洋画などの作品とは異なり、実体がなかったりイメージ的なものに声を加えることになります。例えば1枚の写真に対して、声優の声のみで世界観を加える必要がある場合なども存在します。自由度が高いぶん、声優の技量が問われる場面でもあり、表現の難しい分野です。

まとめ

今回は、声優の主な活躍の場についていくつかご紹介してきました。
アニメのキャラクター音声だけでなく、洋画の吹き替えやナレーションなど、声のプロとしてあらゆる現場で活躍しているようです。
皆さんも持ち前の声を活かして、さまざまな場所で活躍できる声優を目指してみてはいかがでしょうか。

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